急性毒性
経口
ラットのLD50値は1900mg/kg bw(JECFA 1032 (2002))である。GHS分類:区分4 急性毒性(経口) 区分4
経皮
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
吸入:ガス
GHSの定義における固体である。GHS分類:分類対象外 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外
吸入:蒸気
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
吸入:粉じん及びミスト
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
皮膚腐食性及び刺激性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
呼吸器感作性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
皮膚感作性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
生殖細胞変異原性
in vivo 試験のデータが無く分類できない。なお、in vitro試験である細菌を用いた復帰突然変異試験で陰性(食品健康影響評価 (2004))の報告がある。GHS分類:分類できない 生殖細胞変異原性 分類できない
発がん性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
生殖毒性
雌ラットの交配7日前より、交配、妊娠、分娩の各期間および分娩後4日までを通して経口投与した試験において、唯一の影響は高用量2群の母動物に認められた摂餌量の減少を伴う体重増加抑制であり、性機能および生殖能に対する悪影響は観察されなかった(JECFA 1032(2002))。しかし、妊娠末期の胎児検査のデータはなく、催奇形性を含む仔の発生に及ぼす影響についてはデータ不十分である。また、雄ラットの性機能および生殖能に関するデータもない。GHS分類:分類できない 生殖毒性 分類できない
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
ラットに1用量(50~55 mg/kg/day)を90日間混餌投与した試験において、摂餌効率の有意な減少を伴う軽~中等度の体重増加抑制が雌のみに観察されたが、病理学的変化は認められず、NOELは50~55 mg/kg/dayと報告されている(JECFA 1032 (2002))。この用量はガイダンス値範囲内の用量であり、ガイダンス値範囲上限(100 mg/kg/day)付近での影響は不明である。GHS分類:分類できない 特定標的臓器毒性(反復暴露) 分類できない
吸引性呼吸器有害性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない