グローバー石 化学特性,用途語,生産方法
解説
グローバー石,ナトリウムとカルシウムの無水硫酸塩鉱物。岩塩鉱床のもっとも普通の随伴鉱物。自形は斜めに切れた菱柱(りょうちゅう)状。あるいは菱形(ひしがた)の輪郭をもった縦長の楔状(せつじょう/けつじょう)立体。
小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) )
製造
グローバー石,蒸発岩の構成鉱物、乾燥気候地域で玄武岩などの空隙充填(くうげきじゅうてん)鉱物、火山噴気生成物などとして産するほか、乾燥気候地域に発達する堆積(たいせき)性硝酸塩鉱床の随伴鉱物として産する。日本では産出の報告例はない。他の可溶性塩類鉱物と区別しがたいが、粉末を水中に入れると、最初は透明であるが、部分的に溶解しながら、白色難溶の石膏を残す。
物理的性質
Habit: tabular, prismatic.
Color: yellow, reddish gray, or red.
Luster: vitreous (glassy).
Diaphaneity: transparent to translucent.
Streak: white.
Fracture: brittle–conchoidal.
Cleavage: [001] perfect.
Occurrence: dry salt-lake beds in desert climates.
定義
glauberite: A mineral consisting ofa mixed sulphate of sodium and calcium,Na
2SO
4.CaSO
4.
グローバー石 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品