LETTUCE 化学特性,用途語,生産方法
解説
キク科(APG分類:キク科)の一、二年草。和名をチシャ(萵苣)という。ヨーロッパで古くから葉菜として利用され、いろいろな系統、品種群に分化している。葉は楕円(だえん)形ないし長形で、生育中期までは茎はほとんど伸びず、葉は重なり合い結球するものと、結球しないものとがある。茎葉は傷つけると白い乳液が出る。夏にとう立ちして高さ1メートル余になり、上部は枝分れし、黄色の径2~3センチメートルのキク状の頭花をつける。早朝開花し昼前には閉じる。種子は痩果(そうか)で長楕円形で扁平(へんぺい)、長さ3~4.5ミリメートル、白のほかに黄、黒色のものがある。種子は好光性で暗黒下では発芽しにくい特性がある。
利用
レタスは生食野菜の代表とされ、ビタミンAを多く含む。サラダには不可欠で、とくにサラダナはもっとも適した品質を備えている。カールレタスは葉質が縮みをもつとともに歯切れがよいのが好まれる。またスープなどに入れたり、サンドイッチに挟んだりする。アスパラガスレタスおよびコスレタスの葉はレタス本来の淡い苦味をもち、生食には向かないので、一度ゆでて料理する。カキヂシャも和(あ)え物、ごまよごしなどにする。カキヂシャの茎はおもに中華料理に用いられ、ゆでてから種々に味つけする。
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