通経薬 化学特性,用途語,生産方法
解説
通経薬は，月経の停滞を改善，解消する薬。月経不順の際に昔から植物性の下剤 (アロエなど) が用いられているが，直接の効果は疑わしい。月経開始を促す目的では，卵胞刺激ホルモンなどが使用されることがある。俗にいう通経薬は，子宮刺激薬，麦角薬のような堕胎薬をさす場合が多い。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 ブリタニカ
医薬用
月経を促進させる目的で用いる薬物という定義がいちおうできる。通経薬, しかし現在では医学の分野では用いられない概念である。古くは多くの民間薬がこの目的に用いられた。腹部に充血を起こすような下剤や，刺激性の植物精油剤で，たとえばロカイ(ユリ科植物アロエの葉のエキス)やサフラン(アヤメ科植物)などがあったが，これらはしばしば人工流産を起こす目的でも用いられた。現在では，月経困難症について，その原因がいくつか明らかにされており，その原因を取り除くような治療が施される。
定義
A drug used to induce menstruation.
通経薬 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品