FUNNEL 化学特性,用途語,生産方法
解説
漏斗,広い開口部をもち、下部が細くくびれた、主として液体を移すのに用いられる器具。一般にじょうごといわれるものも漏斗の一種である。化学実験に用いられる漏斗は、液体と固体とを濾別(ろべつ)分離するためのもので、円錐(えんすい)形の開口部に細い脚がついた管である。濾材には濾紙を使うが、円盤状の融着ガラスを濾材とする全ガラス製のものはガラスフィルターとよばれる。吸引濾過には、陶器製のブフナー漏斗あるいは円柱状の開口部をもつガラスフィルターが使われる。分液漏斗は、二相に分かれる液体混合物の分離に使われる。脚が短く、容器部が円柱状の分液漏斗に似たものは滴下漏斗(安全漏斗)で、液体試薬を反応容器に滴下するのに使われる。
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