鯨油

鯨油 化学構造式
136202-90-9
CAS番号.
136202-90-9
化学名:
鯨油
别名:
鯨油
英語名:
Whale oil.
英語别名:
Whale oil.
CBNumber:
CB31253303
化学式:
分子量:
0
MOL File:
Mol file

鯨油 物理性質

安全性情報

鯨油 価格

メーカー 製品番号 製品説明 CAS番号 包装 価格 更新時間 購入

鯨油 化学特性,用途語,生産方法

解説

鯨油,ナガスクジラ、シロナガスクジラなどのヒゲクジラ類の脂肉から採取するグリセリドを主成分とする油(ナガス鯨油(げいゆ))。シロナガスクジラは世界最大の獣であって、1頭から得られる鯨油は15トンを超える。また、マッコウクジラ、ツチクジラなどのハクジラ類から得られるマッコウ鯨油は、主成分がろうであり、通常、鯨油というときは前者をいう。北極海では鯨類の乱獲がたたり、捕鯨ができかねる程度に減少している。南極海における捕鯨では、鯨類の繁殖を主目的として国際的に捕鯨量を制限している。そのために鯨油の生産量は減少した。

利用の歴史

有史以前からクジラが海岸に接近する地方では、これを多勢で捕らえて食用や灯用に供した。鯨油が盛んに利用されるようになったのは、捕鯨業が成立するようになってからで、ヨーロッパでは10世紀にフランスのバスク地方において、日本では17世紀の初めに紀州で勃興(ぼっこう)した古代捕鯨時代からである。

 日本では、1732年(享保17)の大飢饉(ききん)後、稲作の害虫駆除に利用されだして各地に広がっていった。これは水田に鯨油を注いでその上に害虫を落として駆除したもので、明治に入り石油その他の化学薬品が使用されるに及んでしだいに減少していった。

採油法

捕鯨船が海岸基地に着いたとき、クジラの脂肪組織は、クジラから切り分けられる。採油は、南極海捕鯨船隊の大きな船上で溶出法により行われている。クジラの脂肪組織は波形の金属ローラーにより細断され、予熱器に送られ、水平溶出器に移される。ここに水蒸気を送り、回転する有孔円筒中で連続的に攪拌(かくはん)しながら、クジラ脂肪組織を加圧蒸煮する。クジラの骨油は、骨を破砕器で砕いてから、鯨油と同様にして採取される。クジラの肝油は、アルカリ浸漬(しんし)および溶剤抽出法でとられる。このようにして得られる鯨油の性状は良好で、酸価は1~2程度である。

 ナガス鯨油、イワシ鯨油のけん化価は190程度、ヨウ素価はそれぞれ130、140程度。炭素数20、22の高度不飽和脂肪酸をも含んでいる。クジラの原油、精製油、硬化油は、せっけん、食用脂、皮革、塗料、印刷インキおよび潤滑油に用いられる。

鯨油 上流と下流の製品情報

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