栽培されるハナショウブは本種を日本で改良したもので,花が大きく多数の品種がある。キショウブI.pseudacorus L.(英名water flag∥yellow flag)はヨーロッパ原産で繁殖力が強く,日本の湿地や池辺にも野生化している。葉はハナショウブに似るが,濃緑で中肋がより隆起する。株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版について | 情報