ミクロワックス 化学特性,用途語,生産方法
性質
ミクロクリスタリンワックスともいう。石油系ワックスの一種。パラフィンワックスがノルマルパラフィンを主成分とするのに対し，ミクロワックスはイソパラフィンまたはシクロパラフィンを主成分とする。白色あるいは淡黄色，融点 65～95℃で，接着力があり，柔軟性に富み，すぐれた電気特性を示す。
定義
本品は、石油から得た常温で固体の炭化水素類の混合物で、主としてイソパラフィンからなる。
解説
石油精製工程における減圧蒸留の留出油や残留油から分離される非結晶ろうを，脱油，精製して得られる微結晶性固体のろうをいう．普通のパラフィンろうに比べて融点や粘度が高く，電気絶縁性にすぐれる．つや出し剤，電気絶縁材，防水剤，ゴム配合剤などに用いられる．パラフィンワックスとブレンドして，加工紙，紙コップなどの製造に使われる。森北出版「化学辞典（第2版）
化粧品の成分用途
非水系増粘剤、結合剤、乳化安定剤、増量剤
使用
microcrystalline wax is an emulsifier. This is a beeswax substitute characterized by the fineness of its crystals (in comparison with the larger crystals of paraffin wax). It is derived from petroleum.
ミクロワックス 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品