イソシアン酸
イソシアン酸 物理性質
- 融点 :
- -86 °C
- 沸点 :
- 41.91°C (rough estimate)
- 比重(密度) :
- 1.04±0.1 g/cm3(Predicted)
- 屈折率 :
- 1.4300 (estimate)
- PH:
- 3.35(1 mM solution);2.76(10 mM solution);2.23(100 mM solution)
- EPAの化学物質情報:
- Isocyanic acid (75-13-8)
安全性情報
- リスクと安全性に関する声明
- 危険有害性情報のコード(GHS)
絵表示(GHS) |
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注意喚起語 |
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危険有害性情報 |
コード |
危険有害性情報 |
危険有害性クラス |
区分 |
注意喚起語 |
シンボル |
P コード |
H302 |
飲み込むと有害 |
急性毒性、経口 |
4 |
警告 |
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P264, P270, P301+P312, P330, P501 |
H312 |
皮膚に接触すると有害 |
急性毒性、経皮 |
4 |
警告 |
|
P280,P302+P352, P312, P322, P363,P501 |
H314 |
重篤な皮膚の薬傷?眼の損傷 |
皮膚腐食性/刺激性 |
1A, B, C |
危険 |
|
P260,P264, P280, P301+P330+ P331,P303+P361+P353, P363, P304+P340,P310, P321, P305+ P351+P338, P405,P501 |
H332 |
吸入すると有害 |
急性毒性、吸入 |
4 |
警告 |
|
P261, P271, P304+P340, P312 |
H334 |
吸入するとアレルギー、喘息または、呼吸困難 を起こすおそれ |
感作性、呼吸器 |
1 |
危険 |
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P261, P285, P304+P341, P342+P311,P501 |
H335 |
呼吸器への刺激のおそれ |
特定標的臓器毒性、単回暴露; 気道刺激性 |
3 |
警告 |
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注意書き |
P260 |
粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこ と。 |
P264 |
取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 |
P264 |
取扱い後は手や顔をよく洗うこと。 |
P270 |
この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこ と。 |
P280 |
保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用するこ と。 |
P301+P312 |
飲み込んだ場合:気分が悪い時は医師に連絡する こと。 |
P301+P330+P331 |
飲み込んだ場合:口をすすぐこと。無理に吐かせ ないこと。 |
P303+P361+P353 |
皮膚(または髪)に付着した場合:直ちに汚染された衣 類をすべて脱ぐこと/取り除くこと。皮膚を流水/シャワー で洗うこと。 |
P304+P340 |
吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい 姿勢で休息させること。 |
P310 |
ただちに医師に連絡すること。 |
P321 |
特別な処置が必要である(このラベルの... を見よ)。 |
P330 |
口をすすぐこと。 |
P363 |
汚染された衣類を再使用す場合には洗濯をすること。 |
P501 |
内容物/容器を...に廃棄すること。 |
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イソシアン酸 価格
メーカー |
製品番号 |
製品説明 |
CAS番号 |
包装 |
価格 |
更新時間 |
購入 |
イソシアン酸 化学特性,用途語,生産方法
解説
イソシアン酸,HN=C=O(43.02).シアン酸HOCNとの互変異性体.雷酸HONCの構造異性体.シアン酸と同じく,シアヌル酸の熱分解で生成する.気体分子は,H-N0.99 Å,N-C1.21 Å,C-O1.17 Å.∠H-N-C128°,∠N-C-O180°.気体状態またはCCl4,ベンゼン,エーテルなどの溶液中では,おもにイソシアン酸の形をとり,数週間は安定である.水にわずかに溶け,主としてシアン酸形をとるが,不安定で加水分解して炭酸水素アンモニウムになる.イソシアン酸エステルRNCO(Rは炭化水素基)には,シアン酸エステルに比べて,安定なものが多い.金属塩は,金属の種類によってMNCO,MOCNの双方の型のものが得られる.金属錯体でも配位子がO-配位(シアナト錯体),N-配位(イソシアナト錯体)の双方のものが知られている.
用途
アルキド樹脂の変性剤
定義
ChEBI: A colourless, volatile, poisonous inorganic compound with the formula HNCO; the simplest stable chemical compound that contains carbon, hydrogen, nitrogen, and oxygen, the four most commonly-found elements in organic chemistry and biology.
製造
シアヌル酸(尿素を加熱した際に縮合して生ずる)を二酸化炭素または窒素気流中でゆっくりと380~400℃に加熱し,発生する気体を急冷して得られる。シアン酸H-O-C≡Nとイソシアン酸H-N=C=Oの互変異性体があり,ともに雷酸H-O-N≡Cの異性体である。水素結合をつくりやすい水溶液などの中ではシアン酸の,気体中やエーテルなどの非プロトン性溶媒中ではおもにイソシアン酸の構造をとる。
危険性
Severe explosion risk. Strong irritant to eyes, skin and mucous membranes.
化学性质
ウレタン変性アルキド樹脂の変性剤として用いられる。
イソシアン酸 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品
イソシアン酸 生産企業
Global( 95)Suppliers
75-13-8(イソシアン酸)キーワード:
- 75-13-8
- HN=C=O
- ISOCYANIC ACID
- Isocyanic acid(6CI,8CI,9CI)
- Bayhydur XP 2451/1
- JACS-75-13-8
- Isocyanicaci
- Polyisocyanates
- HNCO
- Hydrogen isocyanate
- 75-13-8 ISOCYANIC ACID
- イソシアナト
- カルボイミド
- イソシアナート
- カルビミド
- イソシアン酸
- イソシアネート
- カルボキシミドイルオキシダン