印刷インキ 化学特性,用途語,生産方法
解説
印刷に用いられるインキの総称。着色材料である顔料と,顔料を分散させる媒質の展色剤(ビヒクル)と,インキの粘度・堅さ・伸びを整える調整剤を緊密に練り合わせたもの。ビヒクルにはワニス,樹脂を溶剤に溶かしたものなどが用いられる。印刷方式により流動性に差がつけられ,凸版インキ,凹版インキ,平版インキに大別される。現在最も多く利用される平版インキは,巻取紙を輪転機にかける平版オフセット印刷で使われ,印刷の高速化に対応したインキが開発されている。また布地などに印刷する捺染(なっせん)印刷では,着色材料に染料を使う。→関連項目インキ
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