正長石 化学特性,用途語,生産方法
定義
本品は、主にケイ酸アルミニウムカリウムからなる天然鉱物である。
解説
カリ長石の一種。アルミニウムとケイ素が完全に無秩序に配列して単斜晶系になっている玻璃(はり)長石(サニディン)から、一部秩序的に配列してなお単斜晶系を保っている狭い意味での正長石(オルソクレース)までをさすことがある。さらに秩序配列が進めば三斜晶系の微斜長石になるので、厳密な意味での正長石の存在はたいへん限られている。カリウムを置換してナトリウムが入りうるが(曹長石成分にして約50パーセントモルまで)、カリウムの多い部分とナトリウムの多い部分が離溶して細かい縞(しま)模様をなすことがあり、これをパーサイトという。花崗(かこう)岩など酸性深成岩、半深成岩の重要な構成鉱物として産する。
化粧品の成分用途
増量剤、着色剤
物理的性質
Habit: prismatic, massive, granular, blocky.
Color: white, pink, yellow, or red.
Diaphaneity: transparent to translucent.
Luster: pearly, vitreous (i.e., glassy).
Streak: white.
Cleavage: (001) perfect, (010) good, (110) poor.
Twinning: Carlsbad [001],
Baveno [021].
Fracture: uneven.
Occurrence: intrusive and extrusive igneous, and
metamorphic rocks.
正長石 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品