コニイン 化学特性,用途語,生産方法
解説
(S)-2-propylpiperidine.C8H17N(127.23).セリ科ドクニンジンConium maculatumに含有されるアルカロイド.おもにラセミ体で存在するが,残さから光学活性体も得られる.2-プロペニルピリジンを還元して合成する."(S)-コニインは融点-2 ℃,沸点166 ℃.[α]25D+15.7°(希釈しない).n23D 1.454.塩酸塩は融点221 ℃.ピクリン酸塩は融点75 ℃.水に可溶,アルコール,エーテルに易溶.強い有毒物質でおう吐,呼吸困難,麻ひを引き起こし,仮死状態を経て死に至る.[CAS 5985-99-9:(R)-コニイン]
森北出版「化学辞典(第2版)
コニイン 上流と下流の製品情報
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