ばら輝石 化学特性,用途語,生産方法
解説
ばら輝石,準輝石の一種で、短柱状ないし稜(りょう)の鋭い板状結晶をなすほか、粒状、繊維状の鉱物。ロードン石ともいう。鉄の含有量が増すと褐色みが強くなる。パイロクスマンガン石と肉眼的に区別できないため、両者をあわせて「ばら輝石」とよぶこともある。層状マンガン鉱床中に石英、満礬(まんばん)ざくろ石、テフロ石、菱(りょう)マンガン鉱、ブラウン鉱などと産する。そのほか、熱水性鉱脈鉱床、スカルン型鉱床などの脈石として、石英、ヨハンセン輝石などと産する。美しい紅桃色をして緻密(ちみつ)なものは装飾品として利用される。英名は、バラを意味するギリシア語に由来する。
物理的性質
Habit: tabular, massive.
Color: pink, red.
Luster: vitreous.
Diaphaneity: transparent to
translucent.
Streak: white.
Fracture: conchoidal.
Cleavage: (110) perfect, (001) distinct.
Twinning: {010}.
ばら輝石 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品