ペプシノーゲンは,ペプシンの酵素原。哺乳動物の胃粘膜に分布する胃腺主細胞でプロ酵素としてつくられ,胃の胃小か(窩)にある主細胞から分泌されるプロテアーゼの前駆体で,塩酸によって分子の一部分が加水分解を受け,ペプシンに変る。ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 ブリタニカ