11.1 毒性情報
急性毒性
る。
症状: 粘膜の炎症, 咳, 息切れ, おそれのある障害:, 気管の損傷
(OECD 試験ガイドライン 402)
(OECD 試験ガイドライン 401)
LD50 経口 - ラット - オスおよびメス - 654 mg/kg
症状: 飲み込むと、口内および喉に重症の火傷をおこすだけでなく、食道、胃に穴をあける危険性もあ
LD50 経皮 - ウサギ - 184 mg/kg
皮膚腐食性/刺激性
皮膚 - ウサギ
(OECD 試験ガイドライン 404)
結果: 3分以下の暴露で腐食性
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性
重篤な眼の損傷。
呼吸器感作性又は皮膚感作性
結果: 陽性
(OECD 試験ガイドライン 406)
ビューラー法 - モルモット
備考: 値は以下の物質と同様に得られる。 N,N'-ビス(3-アミノプロピル)エチレンジアミン
生殖細胞変異原性
テストシステム: Salmonella typhimurium
方法: OECD 試験ガイドライン 471
試験タイプ: Ames 試験
結果: 陰性
代謝活性化: 代謝活性化の存在または不存在
発がん性
データなし
生殖毒性
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
データなし
データなし
データなし
誤えん有害性
データなし
11.2 追加情報
粘膜、上気道、眼および皮膚の組織に極めて有害である。, 痙縮、喉頭の炎症および水腫, 痙縮、気管支
の炎症および水腫, 肺臓炎, 肺水腫, 灼熱感, 咳, 喘鳴, 喉頭炎, 息切れ, 頭痛, 吐き気
特定の条件で亜硝酸または硝酸に触れるとニトロソアミンの形成に至る。ニトロソアミンは動物実験で
発癌性を呈している。
その他の危険な特徴を除外してはならない。
本品は特に慎重に取り扱うこと。
化学的、物理的および毒性学的性質の研究は不十分と考えられる。