11.1 毒性情報
急性毒性
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
データなし
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
データなし
データなし
呼吸器感作性又は皮膚感作性
長時間または反復の暴露は、過敏な人に対してアレルギー反応を起こす可能性がある。
生殖細胞変異原性
データなし
発がん性
る、となり得る、またはヒト発がん性物質であるとして確認されている物はない。
IARC: この製品に 0.1% 以上存在している成分で、IARC によりヒト発がん性物質の可能性があ
生殖毒性
データなし
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
吸入 - 呼吸器への刺激のおそれ。
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
吸引性呼吸器有害性
データなし
追加情報
RTECS: データなし
塵)の長期吸入暴露により、鉄症を起こすことがある。鉄症は、良性のじん肺症であると考えられてお
る。, 過剰量の鉄化合物は、胃腸粘膜に腐食性があり、壊死、穿孔、狭窄形成を起こす可能性がある。
数時間経過後に上腹部痛、下痢、嘔吐、悪心、および吐血などの症状が起こる可能性がある。見かけ上
併症から、急性肝臓壊死を起こし、肝性昏睡で死に至ることもある。, 酸化亜鉛の粉塵またはフューム
は気道を刺激することがある。長期の皮膚付着により、酸化物痘(oxide pox)と呼ばれる重度の皮膚炎
を起こすことがある。高濃度の粉塵またはフュームへの暴露により、金属味、著しい喉の渇き、咳、疲
労、脱力感、筋肉痛、および悪心を起こし、発熱や悪寒が続くことがある。重度の過剰暴露は、皮膚が
青みがかった色合いになり、気管支炎または肺炎を起こす可能性がある。, 中枢神経系抑鬱, 肺炎, 全身
性銅中毒の症状には、毛細管障害、頭痛、冷汗、弱い脈、腎臓および肝臓の障害、中枢神経系の興奮に
続く抑うつ、黄疸、痙攣、麻痺、および昏睡がある。ショックまたは腎不全から死に至る可能性がある。
回復後、数時間または数日後に代謝性アシドーシス、痙攣、昏睡を経験する可能性がある。さらなる合
り、通常、顕著な生理的障害を起こさない。鉄症は、肺のX線写真におけるモトルの出現で認められ
化学的、物理的および毒性学的性質の研究は不十分と考えられる。, 鉄(酸化物のフュームまたは粉
データなし
られる角膜の銅沈着である。銅沈着が溶血性貧血や動脈硬化症を誘導するという報告もある。
慢性銅中毒の代表的なものは、肝硬変、脳障害、脱髄、腎機能障害およびWilson病をもつヒトの例に見