11.1 毒性情報
急性毒性
経口: データなし
急性毒性推定値: 経口 - 100.1 mg/kg
(専門家の判断)
急性毒性推定値: 吸入 - 4 h - 0.51 mg/l
(専門家の判断)
経皮: データなし
皮膚腐食性/刺激性
データなし
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性
データなし
呼吸器感作性又は皮膚感作性
データなし
生殖細胞変異原性
データなし
発がん性
データなし
生殖毒性
データなし
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
データなし
データなし
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
誤えん有害性
データなし
11.2 追加情報
RTECS: CG1950000
灼熱感, 咳, 喘鳴, 喉頭炎, 息切れ, 痙縮、喉頭の炎症および水腫, 痙縮、気管支の炎症および水腫, 肺臓
炎, 肺水腫, 粘膜、上気道、眼および皮膚の組織に極めて有害である。
ヒ素化合物の暴露により、起こることがある:, 剥脱性皮膚炎, 皮膚の色素沈着, 疱疹(ヘルペス), 神
経炎, 鼻中隔潰瘍, 口内乾燥, 金属味覚, 眠気, 食欲不振, 流涎症, 吐き気, 嘔吐, ガーリック様口臭
ヨウ化物への長時間の暴露により、感受性に個人差のみられるヨウ素中毒を引きおこす可能性がある。
暴露の症状は、皮疹、鼻水、頭痛および粘膜の炎症である。重症例では、皮膚の面皰、腫、蕁麻疹、水
疱、黒色斑および青色斑がみられている。ヨウ化物は胎盤を通過し容易に拡散する。続発性の呼吸困難
から甲状腺腫まで新生児死亡が報告されている。ヨウ化物は、通常短期間の薬物性発熱をおこすことが
知られている。