プロントジル 化学特性,用途語,生産方法
解説
プロントジル,橙赤(とうせき)色の色素で、プロントジル・ルブルム(プロントジル赤)ともいう。1935年に、ドイツのバイエル社の前身であるIG染料会社のドーマクにより、プロントジルの化学療法剤としての有効性が発見された。内服により化膿(かのう)性球菌による感染症の治癒をみたが、プロントジルの化学構造中、有効なのはパラアミノスルホンアミドであることが解明され、サルファ剤開発の道を開いた。昭和初期に繁用されたサルファ剤で、バイエル社の商品名である。
用途
ドイツの生化学者ドーマクが発見した、細菌に対する初の化学療法剤。
効能
抗菌薬
定義
ChEBI: A diphenyldiazene compound having two amino substituents at the 2- and 4-positions and an aminosulphonyl substituent at the 4'-position. It was the first antibacterial drug, (introduced 1935) and the first of the sulfonamide antibiotics.
プロントジル 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品