急性毒性
経口
ラットのLD50値は90 mg/kg bw(HSDB (2002))である。GHS分類:区分3 ラットのLD50値は90 mg/kg bw(HSDB (2002))に基づき、区分3とした。
経皮
ラットのLD50値は250mg/kg (RTECS (2003):元文献 World Review of Pest Control. (London, UK) 9, 119, 1970)、EU分類ではT; R24(EC-JRC (ESIS) (Access on June 2011))である。なお、ウサギのLD50値は34mg/kg (RTECS (2003))との報告もあるが、詳細が不明である。GHS分類:区分3 ラットのLD50値は250mg/kg (RTECS (2003):元文献 World Review of Pest Control. (London, UK) 9, 119, 1970)、EU分類ではT; R24(EC-JRC (ESIS) (Access on June 2011))であることから区分3とした。なお、ウサギのLD50値は34mg/kg (RTECS (2003))との報告もあるが、List3の情報であり詳細も不明である。
吸入:ガス
常温で液体である。GHS分類:分類対象外 常温で液体である。(CRC (91st, 2010))
吸入:蒸気
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
吸入:粉じん及びミスト
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
皮膚腐食性及び刺激性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
呼吸器感作性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
皮膚感作性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
生殖細胞変異原性
in vivo試験のデータがなく、分類できない。なお、in vitro 試験として、エームス試験で陰性(NTP DB (1986))の報告がある。GHS分類:分類できない in vivo試験のデータがなく、分類できない。なお、in vitro 試験として、エームス試験で陰性(NTP DB (1986))の報告がある。
発がん性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
生殖毒性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
チオシアン酸殺虫剤による急性中毒の主な症状は痙攣であると記載され(HSDB (2002))、また、芳香族チオシアン酸化合物のばく露では主な全身反応はおそらく中枢神経抑制であり、情緒不安、呼吸亢進、強直性痙攣により遮られると記載されている(HSDB (2002))。動物試験では、ラットに当該物質90 mg/kgを経口投与により、昏睡、チアノーゼ、呼吸困難、強直性痙攣を起こし(DHP (13th, 2002))、ウサギに種々の投与経路で、振戦、麻痺、痙性および強直性発作の症状(HSDB (2002))が報告されている。GHS分類:区分2(中枢神経系) チオシアン酸殺虫剤による急性中毒の主な症状は痙攣であると記載され(HSDB (2002))、また、芳香族チオシアン酸化合物のばく露では主な全身反応はおそらく中枢神経抑制であり、情緒不安、呼吸亢進、強直性痙攣により遮られると記載されている(HSDB (2002))。動物試験では、ラットに当該物質90 mg/kgを経口投与により、昏睡、チアノーゼ、呼吸困難、強直性痙攣を起こし(DHP (13th, 2002))、ウサギに種々の投与経路で、振戦、麻痺、痙性および強直性発作の症状(HSDB (2002))が報告さ
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
吸引性呼吸器有害性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。