安全データシート

酢酸リナリル

改訂日:2024-01-24版番号:1

1. 化学品及び会社情報

製品識別子

  • 製品名: 酢酸リナリル
  • CB番号: CB0674881
  • CAS: 115-95-7
  • EINECS番号: 204-116-4
  • 同義語: 酢酸リナリル

物質または混合物の関連する特定された用途、および推奨されない用途

  • 関連する特定用途: 花,果実用調合香料, 石けん・化粧品・洗剤用香料
  • 推奨されない用途: なし

会社ID

  • 会社名:Chemicalbook
  • 住所:北京市海淀区上地十街匯煌国際1号棟
  • 電話:400-158-6606

2. 危険有害性の要約

GHS分類

分類実施日
GHS改訂4版を使用
平成24年。政府向けGHS分類ガイダンス(H22.7版)を使用
物理化学的危険性
自己反応性化学品   タイプG
引火性液体   区分4
健康に対する有害性
特定標的臓器毒性(単回ばく露)   区分3(麻酔作用)
皮膚感作性   区分1
皮膚腐食性/刺激性   区分2
環境に対する有害性
オゾン層への有害性   分類実施中
水生環境有害性 (長期間)   分類実施中
水生環境有害性 (急性)   分類実施中

2.2 注意書きも含むGHSラベル要素

絵表示
GHS07
注意喚起語
警告
危険有害性情報
H402 水生生物に有害。
H319 強い眼刺激。
H317 アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ。
H315 皮膚刺激。
注意書き
安全対策
P280 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。
P273 環境への放出を避けること。
P272 汚染された作業衣は作業場から出さないこと。
P264 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。
P261 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。
応急措置
P337 + P313 眼の刺激が続く場合:医師の診察/手当てを受けること。
P333 + P313 皮膚刺激又は発しん(疹)が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。
P305 + P351 + P338 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
P302 + P352 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。
廃棄
P501 内容物/容器を承認された処理施設に廃棄すること。

2.3 他の危険有害性

なし

3. 組成及び成分情報

  • 化学物質・混合物の区別: 化学物質
  • 別名: 3,7-Dimethyl-1,6-octadien-3-yl acetate
  • 化学特性(示性式、構造式 等): C12H20O2
  • 分子量: 196.29 g/mol
  • CAS番号: 115-95-7
  • EC番号: 204-116-4
  • 化審法官報公示番号: 2-2536
  • 安衛法官報公示番号: -

4. 応急措置

4.1 必要な応急手当

一般的アドバイス
この安全データシートを担当医に見せる。
吸入した場合
吸入後は新鮮な空気を吸うこと。
皮膚に付着した場合
皮膚に接触した場合: すべての汚染された衣類を直ちに脱ぐこと。 皮膚を流水/シャワーで洗うこと。 医師に相談する。
眼に入った場合
眼に触れた後は多量の水ですすぐこと。 眼科医の診察を受けること。 コンタクトレンズをはずす。
飲み込んだ場合
飲み込んだ後の嘔吐には対応が必要。誤嚥の危険。気道の開放状態を保つこと。 嘔吐物の誤嚥後は呼吸不全のおそれ。 直ちに医師を呼ぶ。

4.2 急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候症状

もっとも重要な既知の徴候と症状は、ラベル表示(項目2.2を参照)および/または項目11に記載されている

4.3 緊急治療及び必要とされる特別処置の指示

データなし

5. 火災時の措置

5.1 消火剤

使ってはならない消火剤
本物質/混合物に対する消火剤の制限なし
適切な消火剤
二酸化炭素(CO2) 泡 粉末

5.2 特有の危険有害性

火災時に有害な燃焼ガスや蒸気を生じるおそれあり。
高熱で空気と反応して爆発性混合物を生じる
蒸気は空気より重く、床に沿って広がることがある。
可燃性。
炭素酸化物

5.3 消防士へのアドバイス

自給式呼吸器がある場合のみ危険区域に留まってもよい。安全なゾーンまで離れるか適切な保護衣を着用して、皮膚に触れないようにすること。

5.4 詳細情報

消火水が、地上水または地下水のシステムを汚染しないようにする。

6. 漏出時の措置

6.1 人体に対する注意事項、保護具及び緊急時措置

救急隊員以外への助言: 蒸気、エアゾールを吸入してはならない。 触れないようにすること。 十分な換気を確保する。 危険なエリアから避難し、緊急時手順に従い、専門家に相談のこと個人保護については項目 8 を参照する。

6.2 環境に対する注意事項

物質が排水施設に流れ込まないようにする。

6.3 封じ込め及び浄化の方法及び機材

排水溝に蓋をすること。こぼれたら集めて結合させ、ポンプですくい取る。 物質の制限があれば順守のこと (セクション 7、10参照) 液体吸収剤(例. Chemizorb® )で処置すること。 正しく廃棄すること。関係エリアを清掃のこと。

6.4 参照すべき他の項目

廃棄はセクション13を参照。

7. 取扱い及び保管上の注意

7.1 安全な取扱いのための予防措置

注意事項は項目2.2を参照。

7.2 配合禁忌等を踏まえた保管条件

保管クラス
保管クラス (ドイツ) (TRGS 510): 10: 可燃性液体
保管条件
密閉のこと。保管安定性推奨された保管温度2 - 8 °C

7.3 特定の最終用途

項目1.2に記載されている用途以外には、その他の特定の用途が定められていない

8. ばく露防止及び保護措置

8.1 管理濃度

コンポーネント別作業環境測定パラメータ
許容濃度が設定されている物質を含有していない。

8.2 曝露防止

適切な技術的管理
汚した衣類はただちに替えること。予防的な皮膚保護を講じること。本物質を取り扱った後は手と顔
を洗うこと。
保護具
眼/顔面の保護
NIOSH(US)またはEN 166(EU)などの適切な政府機関の規格で試験され、認められた眼の
保護具を使用する。 保護眼鏡
皮膚及び身体の保護具
本推奨は、当社発行の安全データシート,に記載されている製品およびその指定の使用法のみに
適用される。溶解、他の物質との混合、およびEN374に記載の逸脱条件での使用については、
CE認証手袋のサプライヤに問い合わせのこと(例. KCL GmbH, D-36124 Eichenzell, Internet:
www.kcl.de)
フルコンタクト
材質: ニトリルゴム
最小厚: 0.4 mm
破過時間: 480 min
試験物質:Camatril? (KCL 730 / Aldrich Z677442, Size M)
本推奨は、当社発行の安全データシート,に記載されている製品およびその指定の使用法のみに
適用される。溶解、他の物質との混合、およびEN374に記載の逸脱条件での使用については、
CE認証手袋のサプライヤに問い合わせのこと(例. KCL GmbH, D-36124 Eichenzell, Internet:
www.kcl.de)
飛沫への接触
材質: ラテックス製手袋
最小厚: 0.6 mm
破過時間: 30 min
試験物質:Lapren® (KCL 706 / Aldrich Z677558, Size M)
身体の保護
保護衣
呼吸用保護具
気化ガス/エアロゾル発生時に必要
次の規格に準拠しているフィルター式呼吸器保護具を推奨します。DIN EN 143、DIN 14387お
よび使用済み呼吸器保護システムに関連する他の付属規格。
環境暴露の制御
物質が排水施設に流れ込まないようにする。

9. 物理的及び化学的性質

物理的状態

形状
液体(ICSC(J) (2009))
無色(ICSC(J) (2009))
臭い
柑橘類(特にベルガモット)果実様の甘い香気がある。(有機化合物辞典 (1985))
臭いのしきい(閾)値
データなし。
pH
データなし。

融点・凝固点

-2.1℃(HPVIS (2010))

沸点、初留点及び沸騰範囲

220℃(Merck (14th, 2006))

引火点

85℃(CC)(ICSC(J) (2009))

蒸発速度(酢酸ブチル=1)

データなし。

燃焼性(固体、気体)

データなし。

燃焼又は爆発範囲

0.7~4.3 vol%(ICSC(J) (2009))

蒸気圧

0.111 mmHg(25℃)(HPVIS (2010))

蒸気密度

6.77(空気=1)(ICSC(J) (2009))

比重(相対密度)

0.895(20℃/4℃)(Merck (14th, 2006))

溶解度

エタノール、ジエチルエーテルに可溶。(SIDS (2002))
水:30 mg/L (室温)(SIDS (2002))

n-オクタノール/水分配係数

3.93(measured)(HPVIS (2010))

自然発火温度

225℃(ICSC(J) (2009))

分解温度

データなし。

粘度(粘性率)

2.4mm2・s(23℃)(ICSC(J) (2009))

10. 安定性及び反応性

10.1 反応性

引火点より下のおよそ15ケルビンからの範囲は危険とみなされている。
高熱で空気と反応して爆発性混合物を生じる

10.2 化学的安定性

標準的な大気条件(室温)で化学的に安定。

10.3 危険有害反応可能性

強酸化剤
次と激しく反応

10.4 避けるべき条件

強力な熱

10.5 混触危険物質

強酸化剤

10.6 危険有害な分解生成物

火災の場合:項目5を参照

11. 有害性情報

急性毒性

経口
ラットのLD50値は 14550 mg/kg(SIDS (2002))に基づき区分外とした。GHS分類:区分外
経皮
ウサギのLD50値は >5000 mg/kg(USEPA/HPV (2001)、List1相当)に基づき区分外とした。GHS分類:区分外
吸入:ガス
GHSの定義における液体である。GHS分類:分類対象外
吸入:蒸気
データなし。GHS分類:分類できない
吸入:粉じん及びミスト
データ不足。なお、マウスに2.74 mg/Lの濃度を90分ばく露して運動活性の低下を起こしたが、死亡はみられていない(SIDS (2002))。しかし、この情報のみでは区分を特定できないので分類できない。なお、試験濃度(2.74 mg/L)は飽和蒸気圧濃度((1.17 mg/L))を超えているので、ミストによる試験とみなした。GHS分類:分類できない

皮膚腐食性及び刺激性

ウサギ3匹に本物質原液0.5 mLを4時間適用した皮膚刺激性試験(OECD TG 404、GLP)において、適用後1~3日に明瞭な紅斑と軽微~軽度な浮腫が認められ、皮膚刺激指数(PII)は3.67であった(ECETOC TR 66 (1995))ことから、区分2とした。なお、その他の知見として、ウサギ6匹を用い、本物質0.1 gを72時間まで適用した皮膚刺激性試験では重度の刺激性(severely irritating)と報告され(SIDS (2002))、一方、ヒトではボランティア50人に本物質の33%アセトン溶液0.05 mLを48時間適用した結果、刺激性なし(not irritatinng)と報告されている(SIDS (2002))。GHS分類:区分2

眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性

データなし。GHS分類:分類できない

呼吸器感作性

データなし。GHS分類:分類できない

皮膚感作性

Contact Dermatitis (5th, 2001)に接触アレルギー物質として記載があることから、区分1とした。なお、ヒトで1人の美容師がラベンダーシャンプーを使用後、48および96時間のパッチテストで強い陽性反応を示した(SIDS (2002))との事例報告がある。本物質はアレルギー反応を起こす可能性のあるラベンダー油の成分の一つであり、本物質に疑いがかけられている。GHS分類:区分1

生殖細胞変異原性

in vitro試験のデータがないので分類できない。なお、in vitro試験としては、エームス試験およびヒト末梢血リンパ球を用いた染色体異常試験で陰性が報告されている(SIDS (2002))。GHS分類:分類できない

発がん性

データ不足。なお、A/He系雌マウスに週3回8週間腹腔内投与した試験において、開始24週後の観察では、発がん性の証拠は認められなかった(SIDS (2002))と報告されているが、肺を除き完全な組織学的検査は行われていない。 GHS分類:分類できない

生殖毒性

データなし。なお、本物質を経口摂取すると消化管で加水分解の結果リナロールが生じる。そのリナロールを72.9%含むコエンドロ油を、雌ラットに投与、即ち、交配7日前から、無投与の雄との交配および妊娠期間を経て分娩後4日まで経口投与した生殖試験(FDA Guideline、GLP)において、受胎能に影響は認められなかったが、母動物の毒性用量(1000 mg/kg)で分娩前後に胎仔死亡の増加が報告されている(SIDS (2002))。GHS分類:分類できない

特定標的臓器毒性(単回ばく露)

ラットおよびマウスの急性経口毒性試験(LD50値;ラット 14550 mg/kg、マウス 13360 mg/kg)で投与後まもなく抑制症状が現れ、ラットでは昏睡が認められた(SIDS (2002))こと、さらに、マウスに2.74 mg/Lの濃度を90分吸入ばく露により、死亡はなく、運動活性の低下が観察された(SIDS (2002))ことにより、区分3(麻酔作用)とした。GHS分類:区分3(麻酔作用)

特定標的臓器毒性(反復ばく露)

データなし。なお、本物質を経口摂取すると消化管で加水分解の結果リナロールが生じる。そのリナロールを72.9%含むコエンドロ油を、ラットに28日間反復経口投与した試験(160, 400, 1000 mg/kg)において、全投与群の雌で肝細胞の空胞化と高用量群の雄で腎臓皮質に変性病変を認め、リナロールの影響は肝臓と腎臓に限定されると結論されている(SIDS (2002))。 GHS分類:分類できない

吸引性呼吸器有害性

データなし。GHS分類:分類できない

12. 環境影響情報

12.1 生態毒性

魚毒性
流水式試験 LC50 - Cyprinus carpio (コイ) - 11 mg/l - 96 h
(OECD 試験ガイドライン 203)
ミジンコ等の水生無脊
止水式試験 EC50 - Daphnia magna (オオミジンコ) - 59 mg/l - 48 h
椎動物に対する毒性
(OECD 試験ガイドライン 202)

12.2 残留性・分解性

生分解性
好気性 - 曝露時間 28 d
結果: 70 - 80 % - 易分解性。
(OECD 試験ガイドライン 301F)

12.3 生体蓄積性

データなし

12.4 土壌中の移動性

データなし

12.5 PBT および vPvB の評価結果

化学物質安全性評価が必要ではない/行っていないため、PBT/vPvB評価データはない。

13. 廃棄上の注意

13.1 廃棄物処理方法

製品
内容物及び容器は、関連法規及び各自治体の条例等の規制に従い、産業廃棄物として適切に処理すること。

14. 輸送上の注意

14.1 国連番号

ADR/RID (陸上規制): -    IMDG (海上規制): -    IATA-DGR (航空規制): -

14.2 国連輸送名

IATA-DGR (航空規制): Not dangerous goods
IMDG (海上規制): Not dangerous goods
ADR/RID (陸上規制): 非危険物

14.3 輸送危険有害性クラス

ADR/RID (陸上規制): -    IMDG (海上規制): -    IATA-DGR (航空規制): -

14.4 容器等級

ADR/RID (陸上規制): - IMDG (海上規制): - IATA-DGR (航空規制): -

14.5 環境危険有害性

非該当
ADR/RID: 非該当 IMDG 海洋汚染物質(該当・非該当): IATA-DGR (航空規制): 非該当

14.6 特別の安全対策

14.7 混触危険物質

国際輸送に関する国連勧告の定義上は、危険物に該当しない。
詳細情報
強酸化剤

15. 適用法令

消防法

第4類引火性液体、第三石油類非水溶性液体

16. その他の情報

略語と頭字語

TWA: 時間加重平均
STEL: 短期暴露限度
RID: 鉄道による危険物の国際運送に関する規則
LD50: 致死量 50%
LC50: 致死濃度 50%
IMDG: 国際海上危険物
IATA:国際航空運送協会
EC50: 有効濃度 50%
CAS: ケミカルアブストラクトサービス
ADR: 道路による危険物の国際輸送に関する欧州協定

参考文献

【1】労働安全衛生法 ウェブサイト https://www.mhlw.go.jp
【2】化学物質審査規制法(化審法)https://www.env.go.jp
【3】化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) https://www.chemicoco.env.go.jp
【4】NITE化学物質総合情報提供システム (NITE-CHRIP)https://www.nite.go.jp/
【5】カメオケミカルズ公式サイト http://cameochemicals.noaa.gov/search/simple
【6】ChemIDplus、ウェブサイト http://chem.sis.nlm.nih.gov/chemidplus/chemidlite.jsp
【7】ECHA - 欧州化学物質庁、ウェブサイト https://echa.europa.eu/
【8】eChemPortal - OECD 化学物質情報グローバルポータル、ウェブサイトhttp://www.echemportal.org/echemportal/index?pageID=0&request_locale=en
【9】ERG - 米国運輸省による緊急対応ガイドブック、ウェブサイトhttp://www.phmsa.dot.gov/hazmat/library/erg
【10】有害物質に関するドイツ GESTIS データベース、ウェブサイトhttp://www.dguv.de/ifa/gestis/gestis-stoffdatenbank/index-2.jsp
【11】HSDB - 有害物質データバンク、ウェブサイト https://toxnet.nlm.nih.gov/newtoxnet/hsdb.htm
【12】IARC - 国際がん研究機関、ウェブサイト http://www.iarc.fr/
【13】IPCS - The International Chemical Safety Cards (ICSC)、ウェブサイトhttp://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.home
【14】Sigma-Aldrich、ウェブサイト https://www.sigmaaldrich.com/
免責事項:

本MSDS中の情報は指定された製品にのみ適用され、特に規定がない限り、本製品とその他の物質の混合物には適用されません。本MSDSは、製品使用者の適切な専門的なトレーニングを受けた者にのみ製品安全情報を提供します。本MSDSの使用者は、本SDSの適用性について独自に判断しなければならない。本MSDSの著者は、本MSDSの使用によるいかなる傷害にも責任を負わない。

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