急性毒性
経口
ラットのLD50値は1600 mg/kg (経産省生殖試験(Access on Nov. 2011))であり、GHS区分4に該当する。GHS分類:区分4 ラットのLD50値は1600 mg/kg (経産省生殖試験(Access on Nov. 2011)、List2相当)であり、GHS区分4に該当する。
経皮
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
吸入:ガス
GHSの定義における液体である。GHS分類:分類対象外 GHSの定義における液体である。
吸入:蒸気
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
吸入:粉じん及びミスト
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
皮膚腐食性及び刺激性
眼、皮膚、気道に対して腐食性があるとされている(経産省生殖試験(Access on Nov. 2011))との記述があるが、詳細は不明である。EU分類ではR34である(EC-JRC(ESIS)(Access on No. 2011))。GHS分類:分類できない 眼、皮膚、気道に対して腐食性があるとされている(経産省生殖試験(Access on Nov. 2011))との記述があるが、詳細は不明である。EU分類ではR34である(EC-JRC(ESIS)(Access on No. 2011))。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
眼、皮膚、気道に対して腐食性があるとされている(経産省生殖試験(Access on Nov. 2011))との記述があるが、詳細は不明である。GHS分類:分類できない 眼、皮膚、気道に対して腐食性があるとされている(経産省生殖試験(Access on Nov. 2011))との記述があるが、詳細は不明である。
呼吸器感作性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
皮膚感作性
EUにおいてR43に分類されている(EC-JRC(ESIS)(Access on No. 2011))。GHS分類:分類できない EUにおいてR43に分類されている(EC-JRC(ESIS)(Access on No. 2011))。
生殖細胞変異原性
in vivo試験のデータはない。in vitro試験としてエームステストは陰性と報告されている(NTP DB ID449184(1982))。GHS分類:分類できない in vivo試験のデータはない。in vitro試験としてエームステストは陰性と報告されている(NTP DB ID449184(1982))。
発がん性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
生殖毒性
ラットを用いた反復経口投与・生殖発生毒性併合試験(OECD TG422)の結果、最高用量の400 mg/kgで一般状態の悪化あるいは顕著な体重減少、哺育行動の異常、母動物の死亡あるいは全出産児死亡が認められたが、性周期、交尾率、受胎率、妊娠期間、黄体数、着床数、着床率、出産率および分娩率のいずれにも対照群との間に有意差は認められなかった(経産省生殖試験(Access on Nov. 2011))。児動物においては、最高用量で生後4日の生存児数および生存率が低値を示したが、母動物の一般状態の悪化に伴う影響と考えられたと述べられているので、分類の根拠としなかった。その他に出産児数、出産生児数、性比、出生率、外表検査および剖検のいずれにも被験物質に起因する変化はなかった(経産省生殖試験(Access on Nov. 2011))。したがって、性機能および生殖能に対する悪影響は認められなかったものの、催奇形性を含む仔の発生に及ぼす影響に関してデータ不足である。GHS分類:分類できない ラットを用いた反復経口投与・生殖発生毒性併合試験(OECD TG422)の結果、最高用量の400 mg/kgで一般状態の悪化あるいは顕著な体重減少、哺育行動の異常、母動物の死亡あるいは全出産児死亡が認められたが、性周期、交尾率、受胎率、妊娠期間、黄体数、着床数、着床率、出産率および分娩率のいずれにも対照群との間に有意差は認められなかった(経産省生殖試験(Access on Nov. 2011))。児動物においては、最高用量で生後4日の生存児数および生存率が低値を示したが、母動物の一般状態の悪化に伴う影響と
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
ラットを用いた反復経口投与・生殖発生毒性併合試験(用量:25, 100, 400 mg/kg/day; OECD TG422, GLP)の結果、400 mg/kg/dayの雌雄で死亡が発生し、これらの動物では軟便、下痢、下腹部の汚れ、鼻周囲の汚れ、円背位姿勢、自発運動の低下あるいは体温低下等の症状が観察された。病理組織学的検査では、100 mg/kg/day(90日間換算:約47 mg/kg/day)以上の雌雄の腎臓で尿細管上皮の空胞変性、再生あるいは変性/壊死が認められ(経産省生殖試験(Access on Nov. 2011))ことから、GHS区分2(腎臓)に該当する。なお、同試験で100 mg/kg/day以上の雄のみで肺の限局性炎症性細胞浸潤も認められているが、発生機序は不明であると記載されている(経産省生殖試験(Access on Nov. 2011))。GHS分類:区分2(腎臓) ラットを用いた反復経口投与・生殖発生毒性併合試験(用量:25, 100, 400 mg/kg/day; OECD TG422, GLP)の結果、400 mg/kg/dayの雌雄で死亡が発生し、これらの動物では軟便、下痢、下腹部の汚れ、鼻周囲の汚れ、円背位姿勢、自発運動の低下あるいは体温低下等の症状が観察された。病理組織学的検査では、100 mg/kg/day(90日間換算:約47 mg/kg/day)以上の雌雄の腎臓で尿細管上皮の空胞変性、再生あるいは変性/壊死が認められ(経産省生殖試験(Access o
吸引性呼吸器有害性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。