急性毒性
経口
ラットのLD50値は3240 mg/kg bw(JECFA FAS 40 (1998))である。GHS分類:区分外(国連分類基準:区分5) 急性毒性(経口) 区分外
経皮
ラットのLD50値は>2500 mg/kg bw(IUCLID (2000))である。GHS分類:区分外(国連分類基準:区分5または区分外) 急性毒性(経皮) 区分外
吸入:ガス
GHSの定義における液体である。GHS分類:分類対象外 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外
吸入:蒸気
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
吸入:粉じん及びミスト
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
皮膚腐食性及び刺激性
本物質を90%含むノニルアルデヒドの混合物をウサギ皮膚に4時間の半閉塞適用による試験(OECD TG404, GLP)で刺激性あり(irritating)との報告(IUCLID (2000))、および本物質を24時間適用した試験で中等度の刺激性(moderately irritating)との報告(HSDB (2009))がある。GHS分類:区分2 皮膚腐食性/刺激性 区分2
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
本物質を90%含むノニルアルデヒドの混合物をウサギの眼に適用した試験(OECD TG405, GLP)で軽度の刺激性(slightly irritating. )との報告(IUCLID (2000))がある。GHS分類:区分2B 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2B
呼吸器感作性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
皮膚感作性
被験者25人を対象とした感作性試験(Magnussson & Kligman法)で感作性は認められなかった(IUCLID (2000))と報告されているが、それ以上の詳細は不明である。また、ヒトで反復パッチによる皮膚感作性試験(Human Repeated Insult Patch-Test)において、試験物質の25%エタノール溶液で5/39人(12.8%)が反応を示し、10/39人(25.6%)には弱い反応が見られ、感作性があるかも知れないと評価され、一方、1.25%エタノール溶液では反応を示したのは0/42人で感作性なしとの評価であった(IUCLID (2000))。以上の試験結果から、皮膚感作性関して明確な結論が得られていない。GHS分類:分類できない 皮膚感作性 分類できない
生殖細胞変異原性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
発がん性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
生殖毒性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
吸引性呼吸器有害性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない